完璧主義をやめよう
「完璧を目指す」というと大層立派に聞こえますが、実はそういった完璧主義者は精神的に参りやすかったりチャンスを逃して損をしやすくなってしまいがちです。
完璧を追い求めすぎると人生においてマイナスなことが多くなってしまうのです。
完璧主義にはいろいろありますが、例えば
- みんなに好かれたい
- 誰からも嫌われたくない
というのもそれに当てはまります。
完璧主義は人生を棒に振ってしまいかねない恐ろしいものですので、みなさんがそうならないために、今回は完璧主義者の特徴とそのデメリットについて解説していきたいと思います。
完璧主義者の特徴5選
主に完璧主義者は次の5つに分類できます。
- 悩み過ぎて決断できない
- サンクコストに弱い
- 挑戦しない
- 周囲から嫌われる
- 失敗を引きずる
それでは一つ一つ解説していきましょう。
1.悩み過ぎて決断できない
完璧主義者は一つの選択に驚くほど時間をかけます。
最善の選択をすること自体は悪いことではありませんが、まだ起きてもいない未来の状況で判断しようとしているため、悩み過ぎてしまいます。
「今はこの選択がよさそうだけど、将来的には違う選択の方がよさそう。」と考えてしまい、結局決断できません。
2.サンクコストに弱い
サンクコストとは過去に払った、もう取り戻すことができない費用のこと。
完璧主義者は失ったコストを取り戻すため、誤った判断をしてしまうことが多いです。
もっと簡単に言うと、パチンコで数万のお金を失い、そのお金を取り戻すため更につぎ込んでしまい大損をするということです。
3.挑戦しない
何をやるにも常に完璧でいたいと思います。
あらゆることに対して、自分の中のすべての条件がそろわないと行動しません。
そのため企業のチャンスや結婚するチャンス、投資のチャンスなど様々なチャンスを逃してしまいます。
4.周囲から嫌われる
自分自身だけでなく他人に対しても無意識のうちに高い基準を求めてしまいます。
そのため周りとの付き合いが悪くなったり、積極的に人脈を築こうとしなくなり、結果として孤立してしまいます。
ごくまれに、たった一人で成功する人もいますが、一般的に人は一人では何も成し遂げられませんので注意が必要です。
5.失敗を引きずる
過去の失敗がトラウマになりやすいです。
完璧主義者は最初から大きなことを完璧に成し遂げようとして、無駄な時間と努力をしてしまいがちです。
その結果うまくいかずに終わってしまい、トラウマとなり、ずっとその失敗を引きずってしまいます。
まとめ
自分自身が完璧主義ではないと思っていた人の中にも、もしかしたらこれはあてはまるなというものがあったかもしれません。
完璧主義な姿勢は今すぐやめなければ悲惨な人生を迎えてしまいます。
もっと肩の力を抜いて、これくらいでいいという気持ちでゆるく生きていくということが意外と大切です。
よりよい人生を送るため、自分の性格を今一度見直してみてはいかがでしょうか。